オオサカの食堂巡り！

かの橋下徹、吉村 洋文、松井一郎、そして横山英幸（就任日 2023年4月10日）と続く大阪市長。
その大阪市民の心臓部が大阪市役所で、市役所食堂は地下にあります。

著者が20歳代後半の頃（かれこれ30年も前だ）かなり利用させてもらいました。
当時の食堂はテーブルも50以上（？）もあり、それは広い市役所のワンフロアの、その半分近いスペースがありました。
おそらく当時の大阪の官庁系食堂では最大級の巨大食堂だったと思います。

当時のお昼時。スリッパ姿の職員さんは1時間未満のお昼の休憩。
12時過ぎには一斉に食堂にやって来ます。
テーブル横では、注文した料理トレイを持って、席が空くのを今か今かと待っているという、
今では考えられない異常なシーンが思い出されます。

私の当時の部下はというと、この市役所食堂に毎日12時過ぎに陣取り、
カバンから新婚の奥さんの愛妻弁当と、ナンモリ（＝南森町）の中村屋のコロッケも拡げ、
市役所の無料のお茶をガブガブ飲んでました。（犯罪です！13時過ぎに座れよ！）

そのマンモス食堂に再会できることにワクワク！
30数年ぶりの来店です！


Osaka　Metro「淀屋橋」駅を地上に。
天神祭りの船渡御でおなじみの大川の向こうに巨大なグレーの建築物が見えます。
そこが大阪市役所。
淀屋橋（江戸時代の豪商 淀屋が米市のために建築。通天閣といい、大阪の建物は民力に依るところが大きいのです）を北に渡ります。





因みに向かいはお札をせっせと刷る日本銀行があります。



エレベーターで地下へ。
食堂のネオンが輝いています！
が、あれっ！
小さい。しかも街角の「○○（地名）食堂」の門構えではないですか！
フジオフード（※）さんの、そう2代目代表の手書き文字で有名な。
まいどおおきに食堂の一店舗でした。

（※）：株式会社フジオフードグループ本社は大阪市北区に本社を置く持株会社。東証プライム上場。 中核子会社の株式会社フジオフードシステムは、大衆外食チェーンの「まいどおおきに食堂」「串家物語」「つるまる」「手作り居酒屋かっぽうぎ」というブランドを中心に、37業態の直営・FC事業の経営を行う企業（Wikipediaより）





以前あったマンモス食堂の場所はファミリーマートでした。




気を取り直して、注文です。
店に入り、トレイを取る。

目の前には小鉢の数々が陳列され、迷うことこの上ない。

菜の花のおひたし、水菜のサラダを確保。

野菜、野菜してるので、メインディッシュは鶏のから揚げにしましょう。

お～！豆ごはんののぼりが！
季節もん好きの私としては、豆ごはんを即答注文！
ゴマ好き、セサミンならぬ、「セサ民」の私はどっさりとその豆ごはんにかけます。


味？
みなさんもフジオフードでご経験済みでしょ。
そう、同じおふくろの味でしたヨ。

周辺お散歩

食堂の向いにはこれまた大阪本社の「英国屋」さん。おしゃれなスイーツでコーヒーブレイクを！

市役所正面入り口を出て淀屋橋を右手（西側）には新しくなった朝日新聞社の豪奢なビルと先日ボブ・ディランが演奏したフェスティバルホールが見える。

淀屋橋南西角の世界の「ミズノ」のビルが無くなってて更地に。

その東向い角の日宝土地建物も消えてる！つまり淀屋橋南角は御堂筋を挟んで両角が「歯抜け」に。再開発に期待だ！（向こうのビルは日本生命本店のビル）

淀屋橋のたもとには創業大正9年、かき料理が名物な「かき広」が。すべて個室のかき船でゆっくりお食事を！